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BRIDEやRECAROなど 自動車用シートの取り付け方法①

BRIDEのセミバケットシートをコックピットシミュレーターに取り付ける方法をご照会します。
昔のレカロなどは、スライドレールとベースフレームが別々に売られていましたが、最近はスライドレールとベースフレームが熔接で固定されているものが一般的なようです。
スライドレールだけを手に入れられるならコックピットシミュレーターへの取り付けも簡単ですが、ベースフレームが熔接されている状態では取り付けは困難です。
ですが、ベースフレームを取り外すことが出来れば結構簡単に取り付けできるようになります。
そこで、ココではベースフレームの加工方法について、画像付きで詳しく解説します。

作業に必要な工具はグラインダー、グラインダーの研磨ディスク(カット、荒研ぎ、仕上げ用各1枚)、ドリル、8Φのドリル刃、センターポンチ、マスキングテープ、定規、ボールペンなどです。

まずはベースフレームを用意し、不要な部品を取り外します。
画像では車両のフロアに取り付ける足の部分やシートベルトキャッチャーのステーが不要な部品になります。
ファイル 445-1.jpgファイル 445-2.jpg

スライドレールと不要な部品を固定している溶接部分をグラインダーで削り取ります。
必要なのはスライドレールですので、不要な部品側を削るようにします。
スライドレール側を削らないように慎重に作業します。
ファイル 445-3.jpg

削り終わったらハンマーなどで軽く叩くと溶接部分が割れるように外れます。
叩いても外れない時は慎重に様子を見ながら溶接部分を削り、再度ハンマーで叩きます。
ファイル 445-4.jpgファイル 445-5.jpg

熔接跡は下の画像のようにフラットになるまで削ります。
ファイル 445-6.jpg

不要な部品を取り払うと下の画像のような状態になります。
必要なのはシートレール(画像左側の四角い物)のみです。
ファイル 445-7.jpg

につづきます。

BRIDEやRECAROなど 自動車用シートの取り付け方法②

シートレールに穴あけをします。
コックピットシミュレーターのシート取り付け穴は
横方向 400~418mm ・350~368mm
前後方向 318mm

今回使用するスライドレールは横方向が360㎜なので横幅は変更の必要無しです。
前後は元から開いていた穴のピッチが345~355㎜なので開けなおす必要があります。
ファイル 446-1.jpgファイル 446-2.jpg

マスキングテープを貼り、寸法を書き込んだ後に穴あけ用の窪みをセンターポンチで付けます。
ファイル 446-3.jpg

8Φの穴を開けます。
ファイル 446-4.jpg

今回は微妙に元の穴と新しく開ける穴の位置がかぶっていたので、長穴にしました。
画像は長穴加工前のものです。
長穴にする必要がなければこれで作業は終了です。
削った部分を軽くサビ止め(塗装)して、元通りシートに取り付けます。
最後にシートレールを取り付けたシートをコックピットシミュレーターに固定します。
ファイル 446-6.jpgファイル 446-5.jpg

ファイル 446-7.jpg

この加工作業は当社でも可能です。
ベースフレームを当社に送ってもらえれば、加工後にお手元へ返送します。
詳細や納期、作業代金など詳しい内容はお問い合わせ下さい。

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