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【問い合わせ内容】独立アクスルキットのサブフレームが折れた

【問い合わせ内容】独立アクスルキットのサブフレームが折れた

独立アクスルキットを購入されたお客様より「サブフレームだけ購入できますか?」と問い合わせの電話がありました。

サブフレームだけを購入するのもおかしな話なので、なぜ必要なのかを聞いたところ「サブフレームのフロント側が折れたので、補修部品がほしい」との事でした。

通常の使用では折れたする事はありませんので、不良品であった可能性も含めて詳しく調べる為、折れたときの状況やそれがいつ分かったのかなど、詳しくお話を伺いました。
遠方のお客様でしたので、破損箇所の確認の為、写真も数枚送ってもらい検証しました。

折れた時の状況は、
走行中、段差を越えた際にガチャンと音がし、その後カチャカチャ音が出るようになった。
その後、自宅に帰って下回りを覗いたところサブフレームが折れているのが分かった。
という事でした。

送ってもらった画像を見ると…

ファイル 191-1.jpg

ファイル 191-2.jpg

ファイル 191-3.jpg

ファイル 191-4.jpg


アクスル本体は問題が無い。
サブフレームの前部の破断面を見ると金属疲労を起こしている。
サブフレームとボディーの間にすき間がありフロアパネルが変形している。 
ボディーのショックアッパーマウント部が大きく割れている。

ということが分かりました。

さらに、お客様にクルマの仕様を聞くと、車高をかなり下げてあり、地面に車体が当たらないようにする為、サスペンションがストロークしないようにショックが縮みきった状態で走行していることが分かりました。

以上の事から判断すると、【サブフレームの破断は間違った使用方法による金属疲労から起こった】ことがわかります。。

自動車の走行中は地面の凹凸による衝撃から車体を守る為、タイヤからの突き上げをスプリング、ショックで緩和しています。

それが機能しない状態で走行すると、タイヤからの突き上げ(衝撃)はそのまま車体に伝わります。

これでは、走行中は常にハンマーで車体を叩いるのと変らないことになりますので、そのうち金属疲労により車体のあらゆる部分が損傷してしまいます。

このような状況下では、たとえアクスルが純正でも、折れたり曲がったりする可能性がありますので、サスペンションがストロークしない状態での走行は非常に危険です。
当然ですが、車体メーカーでもこういった使用での事故や破損は補償適用外です。

弊社の独立アクスルキットは正しい使用方法では破損が起きないように、設計、製造されていますが、このケースのように間違った使用方法をすると破損する可能性があります。

また、破損しているのに気づかずに使用を続けると重大な事故につながる可能性も否定できません。

弊社でも、このように間違った使用方法で起こった破損や事故などは補償適用外です。

公道で使用される際は、くれぐれも正しい使用方法、車検に通る状態でのご使用をお願い致します。
公道外で使用される場合でも上記のことを考慮した上でご使用下さいますようお願い致します。

以上のような経緯から、今後は取り付け、使用上の注意点として、わかりやすく説明書に記載することにしました。






【問い合わせ内容】独立アクスルキットのサブフレームに亀裂が入った。


独立アクスルキットを購入されたお客様より「サブフレームに亀裂が入ったのでサブフレームだけ購入できますか?」と問い合わせの電話がありました。


以前このお客様からは、「トランクのオーディオが取り外し出来なかったので、サブフレームを前側のボルト2本だけで止めて、後ろ側は固定しなかったのですが大丈夫ですか?」

と装着後にお電話があり相談を受けていました。

間違った取り付け方法では破損する可能性があり、危険なので早急に固定するようにお願いしましたが、
「どうしてもオーディオを取り外す事が出来ない」
との事でしたので、板金屋さん等で溶接固定をしてもらうようにお願いしました。

ですが、そのまま固定をせず走行していらっしゃった様で、1ヵ月ほど後にこのお電話がありました。

メールで送ってもらった画像を確認すると…


ファイル 191-5.jpg

ファイル 191-6.jpg

ファイル 191-7.jpg

サブフレーム右前側、ナット横にクラックが入っています。

左側のピロボールの傾きが反対になっています。


以上の事から、左側のピロボールが可動範囲を超えた動きをした時に、サブフレームを何度もねじる力が掛かった為、前側しか固定されていないサブフレームを無理にねじる形になり、亀裂が入ったものだと分かりました。


お客様には正しい取り付けと使用方法を理解していただき、新しいサブフレームを購入して頂きました。


以上のような経緯から、今後は取り付けの注意点として、わかりやすく説明書に記載することにしました。