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中古品(コピー品)の使用、取り付けについてご注意願います。

独立アクスルの販売開始から結構な年数がたった事もあり、最近中古品の取り付けに関しての相談やトラブルの問い合わせをいただくことがあります。
これから愛車のカスタムをしようと思っているお客様が嫌な思いをしないようにSUPER-DUCK COMPANYからお願いがあります。

ファイル 531-1.jpg

上画像のアクスルはアヒル商会の最初期モデルのアクスルによく似ていますが、アヒル商会のアクスルではありません。
アヒル商会のアクスルは2011年1月に構造の特許出願(内部のカムを外から回す機構やブラケット下部がせり出すキャンバー調整機構や取り付け方法など)をしたオリジナルの商品です。
特許出願にあたって同形状の物がないか、似た構造の物がないかを調べる必要が有りますが、出願当時は同じ形状、構造のものは存在しませんでした。
最近アヒル商会のアクスルに酷似したもの(構造をコピーしたもの)があるとの情報をお客様から聞くことが多くなりました。
お客様から頂いた画像で分かる範囲では最初期モデルをコピーしているようでボルト類も汎用品加工のようでした。
こういったものを中古で購入した方から問い合わせやトラブルの相談を頂くことがありますが、こちらでは何も対応出来ません。
注意喚起の為コピー品との比較画像をアップしておきます。

ファイル 531-2.jpgファイル 531-3.jpg↑ワッシャーでは細かなトー調整は出来ません。 ワッシャーではボルトを抜かないと前後の入れ替えすら出来ません。

ファイル 531-9.jpg

↓はホンダNシリーズのアクスルです。
ファイル 531-4.jpg
コピー品はアヒル商会のL175系以降のダイハツ用にそっくりです。
内部に入ったカムで下側がせり出す構造や内部のカムを外側から回す構造(←特許出願した部分)
ブレーキドラムが取り付けられるブラケット側に車高調整の穴がある等そっくりです。

アヒル商会ではNシリーズの純正アクスルを採寸、構造や強度、コスト面でのメリット、デメリットを比較検討した結果
「わざわざブレーキドラム側のブラケットに2段階の穴を作る必要性やメリットが無い」
と判断しましたので、アヒル商会のNシリーズ用アクスルはアクスル本体側ブラケットに3段階の穴を開けた構造にしました。
余談ですが、もしオリジナルで設計しているなら同じ判断になったはずだと思いますが、単純に形状をコピーしたのでしょうか?
なぜそういう設計なのか聞いてみたいです。


アヒル商会のアクスルにはSUPER-DUCK COMPANYのプレートが貼り付けされています。 
※カーショー向けの特注品を除く
中古品購入時はコピー品か本物か、上記画像も参考にしてご判断下さい。

以上のような事がありますので、プレートが確認できないモノや最初に購入された方のお名前、電話番号などが分からない場合は基本的にサポート対応が出来ませんのでご注意下さい。

アヒル商会のアクスルは他社様の構造をコピーしたものではなく自社で設計、開発、テスト走行をしています。
そこで得られたデータやお客様からの意見やショップ様からの意見、ご要望を受けて改良を加えて行っています。
コピー品の抑止や古いモデルを高値で買ってしまう等のトラブル防止の為に、古いモデルと現行型の比較画像を下にアップしていますのでご覧ください。

ファイル 531-5.jpgファイル 531-6.jpg

分かりにくいですが、形状を見直すことで耐久性や防錆性能、剛性が向上しています。
※剛性=しっかり感 カッチリ感と思ってください。 決して旧モデルが強度面で不利なわけではありません。

↓は現行型独立アクスルです。
ファイル 531-7.jpgファイル 531-8.jpg
ジオメトリ―やサブフレームの形状変更、取り付け方法の見直しをしています。
車両の操縦特性をより純正に近くマイルドにしましたので旧型と比較してタイヤのライフが長く(摩耗が少ない)なりました。
ホイールのセットアップも簡単になり、以前よりも少ないキャンバー角度でリムが深いホイールがセットできます。
LA100Sムーヴのセットアップデータです。


2019年12月時点では他社様で現行モデルのアクスル(独立アクスルキット)と同形状の構造を持つものは確認できていません。
これ以降、アヒル商会アクスルに似た形状に変更されて販売するような商品はコピー品の可能性があります。
すでに出来上がっている物のコピーでは同じ性能にはなりませんし、コピーを作るという事は自分で「アヒル商会より劣っている」と認めているようなものです。
特に独立アクスルのジオメトリ―等は何度も走行させて決める必要が有り、見た目だけを真似て作られた物の中にはとても走行できないレベルの安定性を著しく欠いた危険な物がありますので十分ご注意下さい。


アヒル商会アクスル(特に独立アクスル)の中古品を取り付けされる場合は下記注意事項を念頭に置いて自己責任でご使用下さい。

取り付け前に各パーツ、ボルト類が全て揃っているかを確認して下さい。
パーツの欠品がある場合は補修部品を用意して下さい。 
※ 最初期モデル向け部品の一部は受注生産もしくは最新モデルへのアップデート対応になります。
ボルト類が不足している場合は十分な強度を持つ物を用意して下さい。
※ ホームセンター等で販売されている鉄生地ボルトは強度不足の為、非常に危険です。

車内側に取り付けするパーツ(車種別専用プレート)は必ず必要です。
車内側のプレートは一度取り外したものは再使用出来ませんので、車両入れ替えなどで再取り付けする場合は必ず新品プレートに取り換えて下さい。
部品が足りない状態で使用するとサブフレームの破損や脱落などの重大なトラブルになります。
指定が無い部分(ボルト&ナット)へのスプリングワッシャー等の追加は絶対にしないで下さい。
必ず説明書通りに取り付けして下さい。

室内側の車種別専用プレートを使用せずに溶接でサブフレームを取り付けしている車両も見受けられますが、クロスビームごと車両フロアから脱落する可能性がありますので非常に危険です。
溶接で取り付け(補強)をする場合も必ず車内側のプレートを正しく取り付けボルトを併用して下さい。
どうしても溶接のみで取り付ける場合は適切なガセットプレートをフロアに溶接し、的確な補強をして下さい。
トー調整シムは必ず全てを使用して下さい。
少ない状態で使用すると走行中に脱落する可能性があります。
調整シムの代わりにワッシャーなどを代用するのも止めて下さい。
ワッシャーなどで代用するとトー調整のたびにボルトを取り外す必要が有り、非常に手間が掛かるばかりか、正確なホイールアライメントも出せません。

SUPER-DUCK COMPANYで正しく取り付けした車両ではサブフレームの折損や脱落などの問題は1度も起きたことがありません。
耐久テストで走らせている車両の独立アクスルは11年間トラブルフリーです。
正しく使っていただければ良いものだとご満足いただけるはずです。
カスタムカー12月号でもお話ししていますが、ユーザーの皆さんにはカッコ良いホイールを綺麗にクールに履いてほしいと思い開発、改良してきました。
カッコ良いホイールをクールに履きこなせば車は絶対にカッコ良くなると思っています。
これからもその想いは変わりません。
アヒル商会のアクスルを使用されるオーナーの皆様が正しい取り付けで快適なカスタムカーライフを楽しんでいただければ幸いです。